2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

あとは読むだけ。

年内中に「トールキン百科」が届くことを念じていたが、結局届かずじまい。帰省中は手持ち無沙汰なので、持参して田舎で読もうと思ったのに残念。にしてもツン読もずいぶん溜まっており、これから少し消化することに専念せねば。とはいえ来年は「フーリンの…

J.R.R. Tolkien Encyclopedia 制作の内幕

アマゾンUSのカスタマーレビューに寄稿者の一人が、この事典ができあがるまでに色々な紆余曲折があったらしいことを仄めかしているが、その後、編集主幹のDrout 氏がご本人のブログで本の制作過程が実に不条理な展開だったことを明かしているのを遅まきな…

J.R.R. Tolkien Encyclopedia

Companion&Guide のReader's Guide のテーマ別項目を抜き出していて、同じようなトールキン事典の印象であるJ.R.R. Tolkien Encyclopedia: Scholarship and Critical Assessment のほうの項目はどういうテーマを扱っているのだろうと気になっていた。だいた…

「ビルボの別れの歌」が・・

オークションに出ている! ポーリン・ベインズによる「ビルボの別れの歌」の原画(&ポスター)と、詞のオリジナルタイプ原稿、それと詞の著作権をジョイ・ヒルに寄贈する旨を記したトールキン直筆の手紙のセット。スタート金額は$20,000!Tolkien Library な…

Companion & Guide テーマ別項目

Reader's Guide のテーマ別項目を関心を惹くものからポツポツ読んでいるが、どの記事を読んでも実に面白い。たった一つの項目を書くためにも関連しそうなあらゆる文献を狩猟し、徹底的な調査をしていることが伺える。このように膨大な未発表書簡やマイナーな…

Companion & Guide メモ ボーヴォワールの引用文

トールキンの紹介ビデオ「ザ・ロード・オブ・ザ・リングを創った男」(*1)でトールキンがボーヴォワールの著作を引用するところがあり、トールキンとボーヴォワールの取り合わせに意外な思いがした記憶があったのだが、Reader's Guideによれば、この引用部…

The J.R.R. Tolkien Companion and Guide

Companion & Guide がようやく到着。洗練されたデザインの箱に、持ち重りする大判の本が二巻、本箱の上に置いてしばらくその偉容をホレボレと眺めてしまう。イラストや写真一切無しの活字のみ、総ページ数は二巻合わせて2300ページあるそうで、なんとい…