ジャケ買い

こんな本が出ているのを見つけた。
LotRユング的に解釈する ―という試みが面白いかどうかはさておき(*)、ジャケの絵がいかにもサイコドラマふうというか、チャーミングさと気持ち悪さが同居している不思議な魅力につられ(*2)、注文してしまった。

* ユング派によるトールキン解釈は秋山さと子(「聖なる男女」)、河合隼雄(「物語とふしぎ」)を昔読んだはずなのだが、内容をさっぱり覚えていない。
洋書では、Individuated Hobbit: Jung, Tolkien and the Archetypes of Middle-earth というのがユング派的解釈による研究本のようだが未読。

*2 表紙の絵は著者自身によるものだった。(追記)

Where the Shadows Lie: A Jungian Interpretation of Tolkien's the Lord of the Rings

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